TASは、携帯電話網を利用したIP無線による無線化装置であり、
これまで必要としていたToro社製散水システムのセントラルコントロール(親局)とサテライト(子局)間のケーブルの敷設を不要とし、工事費用の削減および工事期間の短縮を実現しました。
さらに、故障発生時にコースを掘り返してケーブル工事を行う必要が無くなるため、総合的なメンテナンス費用の削減も実現しております。
加えて、ケーブルを介した誘導雷がなくなり、落雷時の散水システムに対する影響を最小限に抑えることが可能です。
また、TASは、携帯電話会社が提供する通信回線網を利用しているため、携帯電話会社のエリア内にあるゴルフ場ならば、どこでも無線化が可能で、かつ子局の台数を上限なく増やすことが可能です。
- 通信ケーブルの敷設や修繕に掛かる費用、工期を軽減できます。
- 老朽化した散水設備の更新も容易になります。
- 通信システム構成が無線ですので、誘雷事故(直雷を除く)・ケーブル切断事故・絶縁不良がありません。
免許申請や無線従事者の資格が不要となります。
携帯電話会社により24時間365日通信ネットワークをサポート。
(災害時の規制および回線工事を除く)